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水害・店舗BCP

店舗の浸水対策|入口・シャッターを守る水害対策と営業再開までの備え【2026年版】

執筆:作業用品ナビ編集部
大雨前に店舗入口で浸水対策を準備するイメージ

台風やゲリラ豪雨で前面道路に水がたまり、自動ドアの下から水が入ってくる。閉店前にシャッターを下ろしたものの、すき間から雨水が店内へ流れ込む。数cmの浸水でも、床に置いた段ボール在庫や電源タップ、販促物が使えなくなる。

路面店・小売店・飲食店にとって、水害は「店内が少し濡れる」だけの問題ではありません。お客様と従業員の安全、商品在庫、POS・電気設備、重要書類、営業停止期間まで一度に影響する可能性があります。

そのため店舗の浸水対策は、止水板を1枚買って終わりではなく、平時に備える → 大雨前に商品と重要物を移す → 安全な段階で入口を守る → 危険が迫る前に営業を止める → 浸水後に安全確認して営業を再開するという流れで考える必要があります。

この記事では、店舗運営者向けに浸水対策を店舗水害4フェーズで整理し、自動ドア・シャッター・通用口など場所別に使いやすい水害対策用品も紹介します。

30秒で結論|店舗の水害対策は「4フェーズ」で決める

店舗の平時・大雨前・閉店・営業再開を表すイメージ
01平時ハザード・入口・避難・止水用品を店舗ごとに決める
02大雨前在庫・重要書類を移し、入口用品を準備する
03浸水リスク上昇安全なうちだけ設置。閉店・避難を優先する
04浸水後電気・衛生・商品状態を確認して営業再開を判断する

店舗の浸水対策で最初に守るのは「商品」ではなく人

安全の順番:人命 > 避難 > 事業資産

止水板や吸水土のうは浸水被害を軽減するための備えです。危険が迫っている場合は設置作業を続けず、顧客と従業員の安全確保を優先します。止水作業で避難を遅らせてはいけません。

店舗では、営業中に大雨が強くなる可能性があります。内閣府の企業BCP資料には、小規模スーパーを想定した水害ケースとして、警報や避難情報を十分に把握しないまま営業を続けた結果、お客様と店員が店内に取り残され、電源設備や在庫も浸水する例が示されています。

ここから分かるのは、店舗の水害対策で最も重要なのは、何cmの止水板を買うかより先に、いつ営業を止めるか、誰が入口対策を行い、誰が顧客対応をするかを決めることです。

Phase 1|平時に「水が入る入口」を店舗図へ書き込む

まず国土交通省のハザードマップポータル等で、店舗所在地の洪水・内水・高潮などのリスクを確認します。そのうえで店内を歩き、次を確認します。

店舗の場合、正面入口だけを守っても、裏口や搬入口から水が回り込むことがあります。「入口Aには止水パネル」「入口Bには吸水材」というように、入口単位で使う用品を決めておくと、警報が出てから商品を選ぶ必要がありません。

大きな工場・倉庫シャッターは既存記事へ

広い搬入口、SPBBS / SPBES、止水高さや床面条件などを詳しく知りたい場合は、工場・倉庫の浸水対策ガイドで詳しく整理しています。本記事では店舗営業の継続に絞ります。

Phase 2|大雨前に「床から上げるもの」を決めておく

大雨前に店舗の商品や段ボールを高い棚へ移すイメージ

店舗浸水で被害が拡大しやすいのが、床付近に置いたものです。

段ボール在庫

段ボールは水を吸いやすく、外箱だけの浸水でも商品として扱いにくくなる場合があります。

POS周辺・電源タップ

床付近の電源タップや配線は浸水時の安全リスクになります。電気設備の対応は店舗や建物のルール、専門担当者の指示を優先してください。

商品・販促物

低い棚の在庫、紙製POP、カタログ等は、店舗で想定する浸水条件に応じて高い場所へ移すルールを決めておきます。

契約書・重要書類

紙の契約書、許可関係、重要な記録などは、普段から床置きを避け、防水性能のある保管用品を使う方法もあります。

重要書類を水害から守る|エーコー 2017

店舗の重要書類やバックアップ媒体を防水保管するイメージ

エーコーの耐火・防水プロテクターバッグ2017は、A4用紙を収納できるタイプです。公開仕様では、水深20cmで8時間の防水性能試験、30分耐火、シリンダー式、内容積5.75Lとされています。

店舗の契約書・重要書類・バックアップ媒体など、濡らしたくない少量の重要物を一か所にまとめる用途で比較できます。

エーコー 耐火・防水プロテクターバッグ 2017の商品画像

重要書類保護

エーコー 耐火・防水プロテクターバッグ 2017

型番 2017

主な仕様の目安

  • A4紙収納
  • 水深20cm/8時間防水試験
  • 30分耐火
  • 5.75L

購入前の注意

性能は規定試験条件。店舗全体の浸水を保証するものではない。

商品ページで詳細を確認する

入口タイプ別の代表用品

店舗の入口は、自動ドア、シャッター、通用口など条件が分かれます。同じ「止水用品」でも、向く場所と使えない条件が異なります。

場所・用途商品選び方の要点
正面入口・自動ドアワニ印 水害防止パネル 備えあれ板 3枚の商品画像ワニ印 水害防止パネル 備えあれ板 3枚型番 004954初期の軽度浸水向け簡易パネル
角・L字の水防ラインワニ印 備えあれ板 コーナーパーツの商品画像ワニ印 備えあれ板 コーナーパーツ型番 004959備えあれ板本体と組み合わせる
指定三和製軽量シャッターSANWA 三和製軽量シャッター専用 簡易防水シート eシートの商品画像SANWA 三和製軽量シャッター専用 簡易防水シート eシート型番 ESEAT適合条件の事前確認が必須
通用口・漏水補完橋本クロス クイック防水堤 QB125330 20枚の商品画像橋本クロス クイック防水堤 QB125330 20枚型番 QB125330吸水後約20kg。海水不可
コンパクト土のう備蓄丸和ケミカル 土No袋 箱型水槽付20枚セットの商品画像丸和ケミカル 土No袋 箱型水槽付20枚セット型番 722T20吸水後約23kg/枚。海水不可
繰り返し守る固定入口UACJ アルミ止水板 水用心 脱着式 MZTR001の商品画像UACJ アルミ止水板 水用心 脱着式 MZTR001型番 MZTR001完全止水ではない。設置適合確認
重要書類保護エーコー 耐火・防水プロテクターバッグ 2017の商品画像エーコー 耐火・防水プロテクターバッグ 2017型番 2017試験条件内の防水・耐火性能
商品・資材の応急養生TRUSCO 耐水UVシート #7000 3.6m×5.4mの商品画像TRUSCO 耐水UVシート #7000 3.6m×5.4m型番 TWP7000-3654止水材ではない

正面入口・自動ドア|備えあれ板で水の流れを変える

路面店の自動ドア前に簡易止水パネルを準備するイメージ

路面店の正面入口など、平らな床面へ簡易的に水防ラインを作りたい場合に比較しやすいのが、ワニ印の「備えあれ板」です。比較的軽いため、少人数店舗で平時に配備しやすいのが特徴です。

ワニ印 水害防止パネル 備えあれ板 3枚の商品画像

正面入口・自動ドア等の簡易水防

ワニ印 水害防止パネル 備えあれ板 3枚

型番 004954

主な仕様の目安

  • 700×400×500mm/枚
  • 約2.3kg/枚
  • 3枚セット
  • 工具不要ジョイント

購入前の注意

初期の軽度浸水向け。平坦な床面等の使用条件を確認。津波・高潮時は設置しない。

商品ページで詳細を確認する

備えあれ板は初期の軽度浸水向け

突起物のない平らなコンクリート・タイル等での使用、強風時の重し・固定、津波・高潮時には設置しないことなどをメーカーが案内しています。

角を回り込ませるなら004959

店舗入口の左右に柱や壁があり、直線だけでは水防ラインを作りにくい場合は、専用コーナーパーツを使う方法があります。本体と組み合わせて、店舗の角や折れた導線へ対応します。

ワニ印 備えあれ板 コーナーパーツの商品画像

建物角・L字水防ライン

ワニ印 備えあれ板 コーナーパーツ

型番 004959

主な仕様の目安

  • 本体専用コーナーパーツ
  • 幅最大700mm
  • 高さ500mm
  • 約2kg

購入前の注意

単体使用ではなく備えあれ板本体と組み合わせる。

商品ページで詳細を確認する

軽量シャッター店舗|三和製ならeシートの適合を確認

軽量シャッター前で雨水侵入対策を準備する店舗イメージ

店舗シャッターの場合、シャッター下部やガイドレール周辺から水が入ることがあります。eシート ESEATは、三和シヤッターの指定軽量シャッター用に作られた簡易防水シートです。三和シヤッター公式情報では、約5~10分で取り付け、浸水高さ30cmまで、コンパクト収納、完全防水商品ではない、とされています。

SANWA 三和製軽量シャッター専用 簡易防水シート eシートの商品画像

三和製指定軽量シャッター

SANWA 三和製軽量シャッター専用 簡易防水シート eシート

型番 ESEAT

主な仕様の目安

  • 設置目安 約5~10分
  • 浸水高さ30cmまで
  • 簡易防水シート

購入前の注意

指定シャッター専用。完全防水ではない。適合条件を必ず確認。

商品ページで詳細を確認する

「シャッターがある店なら使える」ではない

eシートは三和製の指定軽量シャッター専用です。シャッターの種類、開口、座板と床のすき間、レール、中柱の有無などで適合条件があります。商品名だけを見て購入せず、店舗のシャッター型式・設置条件を事前確認してください。

通用口・裏口・店内側|クイック防水堤で二段目を作る

止水板を置いても、わずかな漏水まで完全になくせるとは限りません。そこで、入口の外側で流入を弱め、内側で漏水を吸収する二段構成を作る方法があります。橋本クロスのクイック防水堤QB125330は、メーカーが店舗・工場・住宅等での軽微な浸水対策用途を案内している吸水タイプです。

橋本クロス クイック防水堤 QB125330 20枚の商品画像

通用口・店内側の漏水補完

橋本クロス クイック防水堤 QB125330 20枚

型番 QB125330

主な仕様の目安

  • 1250×330mm
  • 20枚
  • 吸水約5分
  • 吸水後約20kg

購入前の注意

海水不可。使用後の回収方法まで準備。

商品ページで詳細を確認する

吸水後は約20kgになる

保管時は軽くても、使用後は重量物です。「誰が回収するか」「どこで乾燥・廃棄するか」まで平時に決めてください。海水では使用不可です。

土のうを店舗裏に大量保管できないなら|土No袋 722T20

都市部の店舗では、普通の土のうを何十袋も平時から保管するスペースがないことがあります。丸和ケミカルの土No袋 722T20は、箱型の吸水土のう20枚、専用水槽、脱水剤が1セットになった製品です。公開仕様では、吸水時間約3分、吸水後は約23kg/枚です。

丸和ケミカル 土No袋 箱型水槽付20枚セットの商品画像

コンパクトな吸水土のう備蓄

丸和ケミカル 土No袋 箱型水槽付20枚セット

型番 722T20

主な仕様の目安

  • 箱型20枚
  • 専用水槽
  • 脱水剤
  • 吸水約3分
  • 吸水後約23kg/枚

購入前の注意

海水不可。吸水後は重量物。

商品ページで詳細を確認する

コンパクト備蓄でも吸水後は重い

海水では使用できず、吸水後は非常に重くなります。店舗で採用するなら、「設置する人」だけでなく「使用後に片付ける人」まで決めておくのが現実的です。

毎年同じ入口が危ないなら|脱着式アルミ止水板も検討

過去に何度も前面道路が冠水している店舗や、毎年同じ入口を守る場合は、応急用品だけでなく繰り返し設置する脱着式止水板も比較対象です。UACJの「水用心 MZTR001」は、幅2m・高さ550mm・質量14kg・JIS A 4716 Ws-3等級相当のアルミ製脱着式止水板です。

UACJ アルミ止水板 水用心 脱着式 MZTR001の商品画像

繰り返し守る固定入口

UACJ アルミ止水板 水用心 脱着式 MZTR001

型番 MZTR001

主な仕様の目安

  • 幅2m
  • 高さ550mm
  • 14kg
  • JIS A 4716 Ws-3等級相当

購入前の注意

完全止水ではない。設置環境・事前部材の適合確認が必要。

商品ページで詳細を確認する

完全止水ではない

事前に磁性板・取付用アタッチメント等の準備が必要で、設置可能な環境か確認する必要があります。メーカーも完全に止水する製品ではないとしています。

店内の商品養生に耐水シートを使う場合の注意

TRUSCOの耐水UVシート#7000は入口の止水板ではありません。ただし、大雨前に一時的に移動した商品や資材を覆う、屋根漏水等から応急養生する、といった用途では比較できます。止水用品と養生用品の役割を混同しないことが重要です。

TRUSCO 耐水UVシート #7000 3.6m×5.4mの商品画像

商品・資材の応急養生

TRUSCO 耐水UVシート #7000 3.6m×5.4m

型番 TWP7000-3654

主な仕様の目安

  • 3.6m×5.4m
  • 耐水UVシート

購入前の注意

止水用品ではない。入口浸水を止める用途と混同しない。

商品ページで詳細を確認する

Phase 3|「いつ設置するか」を決めていない備蓄は使えない

大雨時に安全を優先して店舗を早めに閉店するイメージ

店舗のバックヤードに止水板があっても、誰も組み立てたことがない状態では、急な豪雨時に使えない可能性があります。平時に最低一度は、保管場所から入口へ運ぶ、実際に設置する、必要人数を確認する、所要時間を測る、元へ戻す、ところまで試します。

多店舗なら写真付きで標準化

チェーン店や複数拠点では、店舗ごとに「水害対策シート」を1枚作ると運用しやすくなります。

商品型番だけでなく、誰がどこへ設置するかまでセットにします。

閉店判断を止水作業より後回しにしない

水害対策用品を持っていると、「まだ入口を守れる」と考えて営業を続けたくなる場合があります。しかし、河川氾濫・高潮・急激な内水氾濫などでは、短時間で状況が変わります。お客様・従業員の避難時間を確保できない状態で、止水作業を続けてはいけません。

店舗の水害BCPでは、商品を守れるかではなく、人が安全に退避できる時間を残せるかを優先して閉店・避難判断を行います。

Phase 4|浸水後は「すぐ営業再開」しない

浸水後に店舗の安全と衛生を確認して営業再開を判断するイメージ

水が引いたように見えても、店内には別のリスクがあります。

電気

水に浸かったコンセント・分電盤・電気機器は、自己判断で通電しない方が安全です。建物管理者・電気担当者等の確認を優先します。

衛生

洪水・内水には汚染物が混ざる可能性があります。特に飲食店・食品販売店では、行政も浸水した食品や衛生用品の廃棄、設備の洗浄・消毒、安全な水の確保などを案内しています。

商品

外箱だけ濡れたように見える商品でも、販売可否は商品特性や衛生条件に応じて判断します。

止水用品

使用した吸水土のう、パネル、シートを洗浄・乾燥・廃棄・補充し、次の大雨に備えます。

店舗の水害備蓄は「入口対策」と「従業員待機」を分ける

水害対策用品だけを揃えても、停電・断水・交通停止で従業員が店舗に残る可能性があります。店舗のBCPとしては、入口を守る水害用品従業員の安全・待機用品を分けて備えます。

後者には、蓄電池、簡易トイレ、非常食、毛布、防災セット、テント・間仕切りなどがあります。事業所全体の備蓄については事業所の防災備蓄チェックリストも参考になります。

店舗向け「水害キット」の作り方

入口用

止水パネル / シャッター用シート / 吸水材

保護用

耐水シート / 重要書類用防水保管

設置用品

指定された固定用品、養生用品、照明等

復旧用

清掃用品、保護具、補充用の吸水材

深い水へ入るための装備と混同しない

水害時に深い水へ入るための装備を「設置用」と考えないでください。防災ウェーダー等が必要になる場合も、危険な洪水中へ進入する目的ではなく、安全が確認された復旧作業で使用条件を確認します。

購入前チェックリスト

よくある失敗

正面入口だけ守る

裏口や搬入口から水が入る場合があります。入口単位で役割を分けます。

止水用品を防災倉庫の奥に置く

豪雨中に取りに行く運用では遅い場合があります。入口近くへ配備します。

初めて使うのが本番

設置方法と必要人数は平時に確認します。

吸水前の軽さだけを見る

QB125330は吸水後約20kg、722T20の土No袋は約23kgになります。

シャッター用製品を型式確認せず買う

eシートは指定された三和製軽量シャッター用です。

「完全防水」と思う

簡易止水用品の多くは漏水を完全にゼロにするものではありません。

閉店判断が遅れる

人命確保を商品保護より優先します。

よくある質問

店舗の浸水対策は何から始めればよいですか?

最初にハザードマップと過去の冠水履歴を確認し、正面入口・シャッター・裏口など水が入りやすい場所を特定します。その後、商品・書類の避難場所、止水用品、閉店判断、避難ルートを決めます。

店舗入口には止水板と吸水土のうのどちらがよいですか?

水の流入を入口で抑えるなら止水板・パネル、漏水や複数の小さな入口を補完するなら吸水材が使いやすい場合があります。店舗条件によって併用も検討します。

シャッター店舗ならeシートを使えますか?

すべてのシャッターに使えるわけではありません。三和製の指定軽量シャッター用で、開口や床・レール等の適合条件確認が必要です。

備えあれ板は店舗で使えますか?

メーカーは商業施設、出入口、シャッター前等を用途として案内しています。ただし初期の軽度浸水向けで、平らな床など使用条件があります。津波・高潮時には設置しません。

吸水土のうは普通の土のうより保管しやすいですか?

吸水前はコンパクトな製品が多く、店舗バックヤードへ備蓄しやすい点があります。ただし使用後は20kg前後になる製品もあるため、回収・廃棄まで考えて選びます。海水に使えない製品もあります。

重要書類の水害対策はどうすればよいですか?

高い場所への移動に加え、防水性能を持つ保管用品を使う方法があります。エーコー2017はA4紙の収納に対応し、水深20cm・8時間の防水性能試験を持つ製品です。

店舗が浸水した後、すぐ営業再開できますか?

電気設備、安全、衛生、商品状態を確認してから判断します。特に食品営業施設は、浸水食品の廃棄や施設・設備の洗浄・消毒等が必要になる場合があります。

まとめ|店舗の浸水対策は「入口を守る」だけでなく営業停止・再開まで決める

店舗の水害対策で大切なのは、止水用品を買うことだけではありません。平時 → 大雨前 → 浸水リスク上昇 → 浸水後の4フェーズで、誰が判断するか、どこを守るか、何を移動するか、いつ営業を止めるか、どう再開するかまで決める必要があります。

入口ごとの商品選びでは、一般入口は備えあれ板、指定軽量シャッターはeシート、通用口・漏水補完はクイック防水堤、コンパクト土のう備蓄は土No袋、繰り返し守る入口は水用心、重要書類は耐火・防水プロテクターというように、場所と目的で役割を分けると考えやすくなります。

店舗ごとの入口条件と人員を確認したうえで、まず水害対策用品の全体像を見比べてください。

事業継続の関連備蓄

入口対策とは別に、停電・断水時の従業員待機用品も店舗BCPの一部として確認してください。

関連記事:工場・倉庫の浸水対策事業所の防災備蓄チェックリスト