作業用品navi

台車・運搬具・現場用品の選び方

ガラスフィルム

フォグラスの選び方|すりガラス調 目隠しフィルムの種類・見え方・貼り方・外貼りまで徹底解説【2026年】

「窓の目隠しにフォグラスが良さそうだけど、品番が多すぎてどれを選べばいい?」——そんな方へ。この記事では、中川ケミカルの人気すりガラス調フィルム「フォグラス」を、見え方(目隠し度)・用途別の選び方・外貼り対応・切売り/ロール・貼り方・デメリット・お手入れまで、切売り対応の販売店の視点で網羅的に解説します。遮熱・飛散防止まで欲しい方向けの「セーフティコントロール」も紹介。読み終える頃には、あなたの窓に最適な一枚が選べます。

最終更新:2026年7月30日

窓に貼られたすりガラス調の目隠しフィルム(フォグラス)のイメージ
窓に貼られたすりガラス調の目隠しフィルム(フォグラス)のイメージ

フォグラスとは?すりガラス調の目隠しフィルム【選び方の結論】

フォグラスは、貼るだけでガラスがすりガラス(フロストガラス)調になる、中川ケミカルの装飾・目隠しフィルムです。選び方の結論はシンプルで、①「どのくらい隠したいか」(見え方=目隠し度)②「どこに貼るか」(内貼り/外貼り・ガラスの種類)の2軸で決めます。目隠し度は定番のC-16 → C-718 → C-714 の順に濃く(強く)なります。屋外・ガラスの外面に貼るなら耐候性を高めたGタイプ(C-16Gなど)を選びます。必要な長さだけなら切売り、広い面や業務用はロール(20m/30m巻)が割安です。

まずは定番の代表品番から。切売り(1m単位)とロール、幅(mm)を選べます。下のボタンから各商品ページで見え方の写真・価格・在庫を確認できます。

フォグラス C-16(サンド)
定番・薄め

フォグラス C-16(サンド)

目隠し度・見え方:人の気配は分かるが表情までは分からない薄めの目隠し

向く用途:飲食店・待合室・オフィス間仕切り

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラス C-718(サンドホワイトA)
定番・中間

フォグラス C-718(サンドホワイトA)

目隠し度・見え方:輪郭がぼやける中間の目隠し度

向く用途:会議室・応接・店舗

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラス C-714(サンドホワイト)
定番・濃いめ

フォグラス C-714(サンドホワイト)

目隠し度・見え方:シルエットも分かりにくいしっかり目隠し

向く用途:相談室・更衣室・浴室まわり

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラス C-100(サンドストライプA)
柄・ストライプ

フォグラス C-100(サンドストライプA)

目隠し度・見え方:ストライプ柄で抜け感を出しつつ視線をカット

向く用途:オフィス・店舗のデザイン目隠し

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

【見え方で選ぶ】フォグラスの目隠し度と品番の違い(比較表)

フォグラス選びの最重要ポイントが見え方(目隠し度)です。定番のC-16・C-718・C-714はエンボス(模様)が同じで、ベースの乳白色の濃さが違います。透過度は大きく「①人の気配が分かる → ②輪郭が見える → ③しっかり目隠し・ゾーニング」の段階で選びます。

品番見え方(目隠し度)向く場所の例
C-16(サンド)薄め。人の気配は分かるが表情までは分からない飲食店・待合室・オフィス間仕切り(圧迫感を抑えたい)
C-718(サンドホワイトA)中間。輪郭がぼやける会議室・応接・店舗(ほどよく隠したい)
C-714(サンドホワイト)濃いめ。シルエットも分かりにくい相談室・更衣室・浴室まわり(しっかり隠したい)
C-08(バーク)/ C-25 / C-45色・柄で表情を変える(意匠性)デザイン重視の内装・装飾
C-100〜C-210(サンドストライプ)ストライプ柄で抜け感を演出オフィス・店舗のデザイン目隠し

※見え方は貼るガラス・照明・昼夜で変わります。実際の写真は各商品ページ、より詳しくは後半の「動画で見るフォグラス」もご覧ください。

フォグラスの品番による見え方(目隠し度)の違いのイメージ
フォグラスの品番による見え方(目隠し度)の違いのイメージ

色・柄で選びたい方には、バーク調やストライプ柄もあります。

フォグラス C-08(バーク)
柄・色

フォグラス C-08(バーク)

目隠し度・見え方:バーク調の意匠的なすりガラス表現

向く用途:デザイン重視の内装・装飾

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラス C-25

フォグラス C-25

目隠し度・見え方:柄違いで表情を変えるすりガラス調

向く用途:装飾・間仕切り

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラス C-45

フォグラス C-45

目隠し度・見え方:柄違いで表情を変えるすりガラス調

向く用途:装飾・間仕切り

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラス C-110(サンドストライプB)
柄・ストライプ

フォグラス C-110(サンドストライプB)

目隠し度・見え方:ストライプ柄で抜け感を演出

向く用途:オフィス・店舗のデザイン目隠し

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラス C-200(サンドストライプC)
柄・ストライプ

フォグラス C-200(サンドストライプC)

目隠し度・見え方:ストライプ柄で抜け感を演出

向く用途:オフィス・店舗のデザイン目隠し

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラス C-210(サンドストライプD)
柄・ストライプ

フォグラス C-210(サンドストライプD)

目隠し度・見え方:ストライプ柄で抜け感を演出

向く用途:オフィス・店舗のデザイン目隠し

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

【用途別】どのフォグラスを選ぶ?(オフィス・店舗・住宅)

【外貼りで選ぶ】屋外・店舗外ウィンドウ向け(Gタイプ・ガード・防虫)

標準のフォグラスは基本的に内貼り用です。ガラスの外面に貼る(外貼り)場合や、屋外の耐候性・耐久が必要な場合は、品番末尾に「G」が付く外貼り可タイプ(C-16Gなど)やフォグラスガード、外貼り可の防虫フィルムを選びます。GタイプとGなしの同一面での併用は避けてください。フォグラスガードC-1610は出力(インクジェット印刷)推奨で、印刷デザインを載せたサイン・装飾にも使えます。

フォグラス C-16G(外貼り可)
外貼り可

フォグラス C-16G(外貼り可)

目隠し度・見え方:C-16の見え方で屋外耐候性を強化。外貼り対応

向く用途:店舗の外ウィンドウ・屋外の目隠し

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラスガード C-1610(出力推奨)
ガード・印刷対応

フォグラスガード C-1610(出力推奨)

目隠し度・見え方:すりガラス調+印刷(インクジェット出力)推奨

向く用途:印刷デザインを載せたサイン・装飾

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラスガード C-1620
ガード

フォグラスガード C-1620

目隠し度・見え方:すりガラス調+表面保護・耐久性

向く用途:屋外・耐久が必要な目隠し

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

フォグラスガード C-1685
ガード

フォグラスガード C-1685

目隠し度・見え方:すりガラス調+表面保護・耐久性

向く用途:屋外・耐久が必要な目隠し

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

防虫フィルム SF-8500G(すりガラス調・外貼り可)
外貼り・防虫

防虫フィルム SF-8500G(すりガラス調・外貼り可)

目隠し度・見え方:すりガラス調の目隠し+虫が寄りにくい特殊機能

向く用途:飲食店・施設の窓の防虫+目隠し

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

防虫フィルム SF-8000G(透明・外貼り可)
外貼り・防虫

防虫フィルム SF-8000G(透明・外貼り可)

目隠し度・見え方:透明のまま虫が寄りにくい特殊機能

向く用途:見た目を変えず防虫したい窓

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

切売りとロール、幅(サイズ)の選び方【買い方】

同じ品番でも「切売り」と「ロール(20m/30m巻)」、幅(mm)が選べます。買い方の基本は次のとおりです。

選び方目安
切売り(1m単位など)必要な長さだけ・小さめの窓・お試し。無駄が出にくい
ロール(20m/30m巻)広い面・複数枚・業務用。単価が割安になりやすい
幅(920〜1300mm 等)ガラス幅より少し広い幅を選び、できるだけ1枚(継ぎ目なし)で貼る

大きなガラスは幅の広い品番を選ぶと継ぎ目が目立たず、仕上がりがきれいになります。必要量が読みにくいときは、まず切売りで試すのもおすすめです。

フォグラスの貼り方(水貼りの手順)

フォグラスは水貼りが基本です。再はく離タイプの粘着剤なので位置調整がしやすく、DIYでも扱いやすいフィルムです。用意するもの:中性洗剤・霧吹き・スキージ(ヘラ)・カッター・メジャー・マスキングテープ・タオル。

  1. 清掃:ガラスのホコリ・油分をしっかり除去(仕上がりを左右します)
  2. 施工液を作る:水に中性洗剤を数滴(水500mlに数滴が目安)入れて霧吹きに
  3. 採寸・仮合わせ:ガラスより少し大きめにフィルムを用意し、位置決め
  4. たっぷり噴霧:ガラス面とフィルムの糊面の両方に施工液をたっぷり吹く
  5. 貼り付け:位置を合わせ、スキージで中央から外側へ水と空気を押し出す
  6. サイズ調整:端をカッターでガラスに合わせてカット
  7. 乾燥:乾くまで触らない(乾く前に触るとズレ・シワの原因)
スキージで水と空気を抜きながらフォグラスを貼る施工のイメージ
スキージで水と空気を抜きながらフォグラスを貼る施工のイメージ

フォグラスのデメリット・注意点

メリットの多いフォグラスですが、貼る前に知っておきたい注意点もあります。

施工直後の水残り・くもりは異常ではありません

施工時の水分がガラス面に残り、しばらくくもりや水泡が見えることがありますが、水分が気化すれば消えます。日陰・低温・高湿の環境では乾くまで日数がかかる場合があります。

熱割れ・ガラスの種類に注意

濃い色や遮熱系フィルムは熱を吸収するため、厚いガラス・網入り/線入りガラス・複層(ペア)ガラス・Low-Eガラスでは熱割れのリスクがあります。貼る前に必ず適合を確認し、迷う場合はメーカー情報の確認や専門業者への相談をおすすめします。

遮熱・飛散防止もほしいなら「セーフティコントロール」

「目隠しだけでなく、暑さ対策(遮熱)や防災(飛散防止)もしたい」——そんなときは、中川ケミカルの機能性ガラスフィルム「セーフティコントロール(SC)」が候補です。遮熱(サーモ)タイプで夏の日射熱をカットし省エネに、飛散防止で地震・台風時のガラス破片によるケガを抑えます。マジックミラー調のCSミラーや、カラータイプもあります。

タイプ主な機能・特徴代表品番
遮熱(サーモ)日射熱をカットして省エネ。飛散防止・UVカットもSC-810H / SC-850(ZC) / SC-860H(ZH) / SC-890(ZS・外貼り可)
ミラー / 特殊マジックミラー調で外からの視線を抑える 等SC-710H(CSミラー) / SC-720H(Mフィルム) / SC-785
カラー色味を加えつつUV・飛散防止SC-120H〜160H(ブラウン/グレー/スモーク/ブルー)
セーフティコントロール SC-810H(サーモ)
遮熱

セーフティコントロール SC-810H(サーモ)

目隠し度・見え方:日射熱をカットして省エネ。飛散防止・UVカット

向く用途:オフィス・店舗の暑さ対策+防災

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-850(サーモZC)
遮熱

セーフティコントロール SC-850(サーモZC)

目隠し度・見え方:遮熱タイプ。省エネ・飛散防止

向く用途:日射の強い窓の遮熱

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-860H(サーモZH)
遮熱

セーフティコントロール SC-860H(サーモZH)

目隠し度・見え方:遮熱タイプ。省エネ・飛散防止

向く用途:日射の強い窓の遮熱

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-890(サーモZS・外貼り可)
遮熱・外貼り

セーフティコントロール SC-890(サーモZS・外貼り可)

目隠し度・見え方:外貼り可の遮熱タイプ

向く用途:外貼りで遮熱したい窓

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-785
機能

セーフティコントロール SC-785

目隠し度・見え方:機能性フィルム(詳細は商品ページ)

向く用途:用途に応じて選択

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-710H(CSミラー)
ミラー

セーフティコントロール SC-710H(CSミラー)

目隠し度・見え方:マジックミラー調で外からの視線を抑える

向く用途:昼間の目隠し・遮熱

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-720H(Mフィルム)
特殊

セーフティコントロール SC-720H(Mフィルム)

目隠し度・見え方:機能性フィルム(詳細は商品ページ)

向く用途:用途に応じて選択

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-120H(ライトブラウン)
カラー

セーフティコントロール SC-120H(ライトブラウン)

目隠し度・見え方:色味を加えつつUV・飛散防止

向く用途:意匠+機能を両立したい窓

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-130H(ダークブラウン)
カラー

セーフティコントロール SC-130H(ダークブラウン)

目隠し度・見え方:濃いブラウンで視線と日射をカット

向く用途:意匠+機能を両立したい窓

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-140H(グレー)
カラー

セーフティコントロール SC-140H(グレー)

目隠し度・見え方:グレーで落ち着いた見た目に

向く用途:意匠+機能を両立したい窓

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-150H(スモーク)
カラー

セーフティコントロール SC-150H(スモーク)

目隠し度・見え方:スモークで視線をカット

向く用途:意匠+機能を両立したい窓

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

セーフティコントロール SC-160H(ライトブルー)
カラー

セーフティコントロール SC-160H(ライトブルー)

目隠し度・見え方:ライトブルーの爽やかな色味

向く用途:意匠+機能を両立したい窓

※価格・在庫・幅・数量・適合ガラスは各商品ページで要確認(切売り=1m単位/巻=ロール)

動画で見るフォグラス(メーカー公開動画)

写真だけでは伝わりにくい「見え方」や施工の様子は、動画が分かりやすいです。メーカーが公開している見え方比較・施工の動画をまとめました。

フォグラスのお手入れ(清掃・メンテナンス)

きれいな状態を長持ちさせるお手入れのポイントです。

3M・サンゲツ・リンテックとの違いと選び方

すりガラス調・機能性のガラスフィルムは、フォグラス(中川ケミカル)のほかにも3M(ファサラ)サンゲツ(CLEAS)リンテックなどが展開しています。柄(エンボス)のバリエーション、見え方、遮熱・飛散防止などの機能、価格が各社で異なります。フォグラスは柄・目隠し度の選択肢が豊富で、切売り対応で少量から試しやすいのが強みです。見た目・機能・予算で比較して選びましょう。下のブランド別一覧から見比べられます。

まとめ|目的から選べば失敗しない

フォグラス選びは、①どのくらい隠したいか(見え方:C-16→C-718→C-714)②どこに貼るか(内貼り/外貼り=Gタイプ・ガラスの種類)③買い方(切売り/ロール・幅)の3点で決めれば失敗しません。遮熱・飛散防止まで欲しいなら「セーフティコントロール」、屋外や虫対策には外貼り可タイプを。まずは切売りで試し、気に入ったらロールで本施工——という進め方もおすすめです。各ブランドの一覧から、あなたの窓に最適な一枚を見つけてください。

ブランド別・ガラスフィルム一覧はこちら

フォグラス(中川ケミカル)だけでなく、他ブランドもまとめて比較できます。

よくある質問(FAQ)

フォグラスとは何ですか?

中川ケミカルの、貼るだけでガラスがすりガラス(フロストガラス)調になる装飾・目隠しフィルムです。塩化ビニル樹脂系フィルムで、再はく離タイプの粘着剤のため施工性がよく、後日ほとんど糊を残さずはがせます。不燃認定(NM-5102)やF☆☆☆☆に対応する品番もあり、オフィス・店舗・住宅の窓やパーティションで広く使われています。

フォグラスの品番はどう違うのですか?

エンボス(模様)や乳白色の濃さで見え方(目隠し度)が変わります。定番のC-16・C-718・C-714はエンボス柄が同じでベースの乳白度が異なり、C-16→C-718→C-714の順で濃く(目隠しが強く)なります。ほかにストライプ柄のC-100系や、色・柄違いのC-08・C-25・C-45などがあります。

どのフォグラスが一番目隠しできますか?

定番3種ではC-714が最も濃く、シルエットが分かりにくいレベルまで目隠しできます。C-718は中間、C-16は「人の気配は分かるが表情までは分からない」程度です。しっかり隠したいならC-714、圧迫感を抑えて明るさを残したいならC-16が目安です。

飲食店や待合室にはどの品番が向きますか?

圧迫感を抑えつつ視線をやわらげたい飲食店・待合室・オフィスの間仕切りにはC-16程度が人気です。通りに面した席で「目線は合わせたくないが店内の様子は伝えたい」といった用途に向きます。しっかり隠したい相談室・更衣室・浴室まわりはC-714などの濃いめが安心です。

フォグラスは外貼り(屋外)できますか?

標準のフォグラスは基本的に内貼り用です。屋外・ガラスの外面に貼る場合は、屋外耐候性を強化した「Gタイプ(C-16Gなど)」やフォグラスガード、外貼り可の特殊機能フィルムを選びます。なお、Gタイプと標準タイプの併用(同じ面での混在)は避けてください。

フォグラスガードと普通のフォグラスの違いは?

フォグラスガードは、すりガラス調の見た目に加えて表面保護性や飛散防止性を高めたシリーズです。C-1610は出力(インクジェット印刷)推奨フィルムで、印刷を組み合わせた装飾・サイン用途に向きます。屋外・耐久が求められる場所や、印刷デザインを載せたい場合に選ばれます。

切売りとロール(20m巻)はどちらを選べばいい?

必要な長さだけ買うなら切売り(1m単位など)、施工面積が広い・複数枚貼る・業務で使うならロール(20m/30m巻)が割安です。幅は920〜1300mmなどガラスサイズに合わせて選び、継ぎ目が出ないよう1枚で貼れる幅を選ぶのが基本です。

フォグラスの貼り方(施工方法)は?

水貼りが基本です。中性洗剤を数滴入れた施工液(水500mlに数滴が目安)をガラスとフィルムの糊面にたっぷり吹き、位置を合わせてスキージで中央から外へ水と空気を押し出します。最後にカッターでサイズを整え、乾くまで触らないようにします。再はく離糊なので位置調整がしやすいのが特長です。

フォグラスにデメリットや注意点はありますか?

施工直後は水分が残ってくもりや水泡が見えることがありますが、乾けば消えます(低温・高湿では日数がかかることも)。表面は傷が付きやすいため圧着時は注意します。また濃い色や遮熱系フィルムは熱を吸収するため、厚いガラス・網入り/線入りガラス・複層ガラスでは熱割れのリスクがあり、適合の確認が必要です。

複層ガラス(ペアガラス)やLow-Eガラスに貼れますか?

熱割れや保証の観点から、適合を必ず確認してください。複層・網入り・線入り・Low-Eガラスは熱割れしやすく、遮熱・濃色フィルムでは特に注意が必要です。判断に迷う場合はメーカーの適合情報を確認するか、専門の施工業者に相談するのが安全です。

遮熱や飛散防止もしたい場合は?

中川ケミカルの機能性フィルム「セーフティコントロール」が該当します。遮熱(サーモ)タイプ(SC-810H/850/860H/890)、マジックミラー調のCSミラー(SC-710H)、カラータイプ(SC-120H〜160H)などがあり、目隠しに加えて省エネ・飛散防止・UVカットを狙えます。外貼り可のSC-890もあります。

虫が寄りにくいフィルムはありますか?

外貼り可の防虫フィルム(SF-8500Gすりガラス調/SF-8000G透明)があります。屋外側に貼ることで、光に集まる虫を寄せ付けにくくする特殊機能フィルムで、飲食店や施設の窓まわりの対策に使われます。

フォグラスはどのくらい長持ちしますか?

有機材料のため寿命があり、使用環境(直射日光・屋外・高温多湿など)が過酷なほど短くなります。屋内の一般的な窓であれば長期間使えますが、屋外は耐候性の高いGタイプを選び、定期的な清掃でコンディションを保つことが長持ちのコツです。

フォグラスのお手入れ方法は?

水を含んだ柔らかい布やゴムスキージで、一方向に軽く水拭きします(往復拭き・乾拭きは避ける)。汚れがひどい場合は1〜2%の中性洗剤を使用し、アンモニア系・塩素系・有機系の洗剤は使わないでください。砂ぼこりや金属粉は先に水で洗い流してから拭きます。

フォグラスと3M・サンゲツ・リンテックのフィルムは何が違う?

いずれもすりガラス調・機能性のガラスフィルムを展開していますが、柄(エンボス)のバリエーション、見え方、遮熱・飛散防止などの機能ラインナップ、価格が異なります。フォグラスは柄・目隠し度の選択肢が豊富で切売り対応が便利です。用途・見た目・機能で比較し、記事末尾の各ブランド一覧から見比べるのがおすすめです。

賃貸でもフォグラスは貼れますか?

フォグラスは再はく離タイプの粘着剤で、後日ほとんど糊を残さずはがせるため、原状回復の面では扱いやすい部類です。ただし賃貸の条件は物件により異なるため、退去時の扱いは事前に管理会社・オーナーへ確認してください。

自分で貼るのが不安な場合はどうすれば?

大きな窓や複層ガラス、外貼りなどは、失敗すると気泡やシワ、熱割れのリスクがあります。面積が大きい・仕上がりを重視する・特殊なガラスの場合は、プロの施工業者に依頼するのも選択肢です。まずは小さな窓で切売りを試してから広げる方法もあります。