カルティオの買い替えや増車を検討すると、必ずぶつかるのが「720と780、何が違うのか」という疑問です。型番が近く、見た目もほぼ同じ。スペック表を並べても数字の大半が一致するため、現場の購買担当者ほど判断に迷います。本記事では公式スペックを早見表で整理し、どんな現場ならどちらを選ぶべきかを実務目線でまとめました。
カルティオ MPK-720 と MPK-780 の違いは?
まず押さえるべきは、変わったところより変わっていないところのほうが多いという事実です。天板780×490mm、均等荷重200kg、キャスター径100mm、騒音値35.5dB——この核となる部分はMPK-780(2024年1月5日発売)でも一切変わっていません。
TRUSCOが掲げたコンセプトは「やっぱり台車は軽い方がいい」。ハンドルをスチールからアルミに変更し、自重を8.4kgから6.8kgへ1.6kg軽量化しました。シリーズ累計60万台という実績を持つ定番モデルの正常進化版です。

MPK-720とMPK-780 新旧比較表
| 項目 | MPK-720(従来型) | MPK-780(新型・2024年〜) |
|---|---|---|
| 均等荷重 | 200kg | 200kg |
| 長さ | 780mm | 780mm |
| 幅 | 490mm | 490mm |
| 高さ | 162mm | 162mm |
| ハンドル高さ | 900mm | 900mm |
| キャスター径 | 100mm | 100mm |
| 騒音値 | 35.5dB | 35.5dB |
| 質量 | 8.4kg | 6.8kg(−1.6kg) |
| ハンドル材質 | スチール | アルミ |
| 適合ストッパー | MPK-700FB | MPK-780-JS / MPK-780-SS |
※スペックは変動する可能性があります。最新値・在庫は各商品ページでご確認ください。
MPK-780は何が新しくなった?
新型780の進化ポイントは大きく3つです。
- 1. 1.6kgの軽量化:8.4kg→6.8kg。1日に何十回も持ち上げ・積み下ろしする現場では差が積み重なります。
- 2. 走行時の安定性向上:軽さと安定性を両立する設計。「軽い=頼りない」ではありません。
- 3. オプション拡張:荷物落下防止柵などに対応。崩れやすい荷物を運ぶ現場での運用幅が広がりました。
軽い台車が選ばれる理由
「200kg積めるなら本体が1.6kg軽くても関係ないのでは?」と思われがちですが、台車の重さが効くのは荷物を載せていないときです。

- 営業車・ルートバンに積みやすい:荷室へ入れる動作が一段ラクに。複数台積む業務で差が出ます。
- 持ち運び・階段移動の負担減:エレベーターのない現場やフロア間移動で身体への負担が軽くなります。
- 誰でも扱える=共用しやすい:体力差を問わず扱え、パート・新人・女性スタッフの共用に向きます。
- 取り回しの軽快さ:空台車を片手で寄せる、向きを変える動作がスムーズです。
どんな現場ならMPK-780が向いている?
用途別早見表
| 現場・用途 | 向いているモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 配送・ルート営業 | MPK-780 | 車への積み下ろし回数が多く軽さが直結 |
| 店舗バックヤード | MPK-780 | 共用が多く、誰でも扱える軽さが有利 |
| オフィス・備品搬送 | MPK-780 | フロア移動・女性スタッフの利用が多い |
| 学校・公共施設 | MPK-780 | 利用者の体力差が大きく軽量が安全側 |
| イベント・展示設営 | MPK-780 | 持ち運び・台数運用が多い |
| 工場ライン内の定位置運搬 | MPK-720でも可 | 据え置き中心で軽さの恩恵が小さい |
| 倉庫の固定ルート運搬 | MPK-720でも可 | 持ち上げ機会が少なくコスト優先でも可 |
逆にMPK-720でも十分なケースは?
- 据え置き中心の運用:決まったルートで押すだけなら自重差はほぼ気になりません。
- 既存設備と型番を揃えたい:720を多数運用しており、ストッパー(MPK-700FB)を共通化したい場合。
- コスト・在庫を優先:まとまった台数を揃える際、入手性や価格を優先する判断もあり得ます。
ストッパー付き・標準タイプはどう選ぶ?
選び方表
| 着目点 | 標準タイプ | ストッパー付き |
|---|---|---|
| 主な現場 | 平坦な屋内・室内 | 傾斜・スロープ・屋外を含む |
| 段差・坂 | 少ない | ある/頻繁 |
| 停車中の安全 | 通常運用で十分 | 動き出しを確実に止めたい |
| 荷役作業 | 載せ降ろしが短時間 | 停車させて作業する時間が長い |
| 価格 | 抑えめ | ストッパー分が加算 |
注意点として、ストッパーの適合型番は新旧で異なります。720はMPK-700FB、780はMPK-780-JS(樹脂)/MPK-780-SS(スチール)です。樹脂とスチールは耐久性や操作感が異なるため、使用環境に合わせて選びましょう。具体的な適合・在庫は商品ページで確認できます。
カルティオ本体・ストッパー付きの選択肢






カルティオと一緒に検討したい関連用品

工具ボックス
工具・部品をまとめてカルティオに載せれば、現場へワンアクションで持ち込めます。落下・紛失を防ぎ、設営・保守の段取りが速くなります。



ルートバン(折りたたみコンテナ運搬車)
通い箱・コンテナ運搬が多い配送・店舗で活躍。平台車(カルティオ)と用途を分けて併用すると、荷姿に応じた最適な運搬ができます。



運搬まわりをまとめて見直すなら、カテゴリ一覧もどうぞ。
導入前チェックリスト
- 台車を持ち上げる・運ぶ場面が多いか?(多い→780)
- 複数人・体力差のあるスタッフで共用するか?(する→780)
- 既存の台車・ストッパー型番と揃える必要があるか?(ある→720も検討)
- 使う現場に傾斜・段差・スロープがあるか?(ある→ストッパー付き)
- 停車させて荷役作業する時間が長いか?(長い→ストッパー付き)
- ストッパーは樹脂/スチールどちらが環境に合うか?
- 一緒に運ぶ工具・コンテナがあるか?(ある→工具ボックス/ルートバン併用)
- 必要台数・納期・予算を確認したか?(在庫は変動するため早めに)
よくある質問(FAQ)
MPK-720とMPK-780の一番の違いは何ですか?
サイズや積載量は変わりましたか?
720のストッパーは780に使えますか?
軽くなって耐久性は落ちませんか?
どちらを買えば失敗しませんか?
まとめ
カルティオ MPK-720とMPK-780の違いは、突き詰めると「軽さ」の一点です。
- ・サイズ・荷重・静音性は共通。違いは質量・ハンドル材質・適合ストッパーの3点
- ・780は8.4kg→6.8kgへ1.6kg軽量化。「持ち上げる・運ぶ・共用する」現場ほど効く
- ・据え置き中心・型番統一・コスト優先なら720も依然有力
- ・傾斜や停車作業がある現場はストッパー付き(型番は新旧で別)
- ・工具ボックス・ルートバンと組み合わせると運搬効率がさらに上がる
最終的な仕様・価格・在庫は変動するため、発注前に各商品ページで最新情報をご確認ください。
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